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格闘用の特異な短剣 カタール

本来はジャマダハルと呼ばれる、北インドで使われた刺突に特化した握りが鍔と平行になっているという変わった形の短剣。
カタールとは本当はインドで使われた普通の形の短剣(ダガー)の事です。
16世紀に書かれた歴史書で、カタールとジャマダハルの挿絵が間違っていた為にヨーロッパではこの形の短剣がカタールであると定着してしまったらしい。
ファンタジー世界でもこれで定着してしまってるので、当サイトでもこの形の武器をカタールと呼ばせていただきます。
拳で殴るように使うので、突く力がそのまま刃に伝わり、鎧をも貫通する威力を誇る(らしい)。
主武器ではなく、剣や槍で相手を攻撃し、懐に飛び込んでグサッととどめをさす副武器。
似た様な形状の武器で刀身が100〜120cmあるパタと呼ばれる剣もあります。
こちらもインドで使われていた剣で、カタールとの違いは護拳があり、短剣ではなくそこそこ長い剣であるところ。
パタはガントレットの先に長剣が付いてる様なもので、使いこなせば恐ろしい威力を誇るらしいのですが、下手に振り回すと手首に負担がかかる扱いが非常に難しい武器です。
 

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