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ドラゴンスレイヤー バルムンク

バルムンク

※イメージ画は史料ではなく、誇張や想像が含まれた「イラスト」です。

バルムンクはジークフリートが使っていたと言われる勝利を呼ぶといわれる名剣です。
ニーベルンゲンの歌(ドイツ抒情詩)に登場する武器で、正確にはジークフリートではなくジーフリトの持つバルムンク。
ヴォルスング・サガ(エッダをひとまとまりにした物語)のシグルズのグラム、ニーベルンゲンの指輪(ワーグナーの歌劇)のジークフリートのノートゥング 。
他にもモデルが同じ物語は多数存在して、かなり複雑(筆者にはまったく理解出来てません^^;)なので持ち主と剣の名がごっちゃになってます。
ジークフリートのグラムが一般的でしょうか?
ヴォルスング・サガによれば、オーディン(北欧の主神)が、「この剣を抜いた者に与える」と言ってリンゴの木に剣を突き刺し、それをオーディンの血を引くヴォルスング家のシグムントのみが抜く事が出来たとされる剣なんですが、一旦はシグムントがオーディンの怒りをかって粉々に砕かれてしまいました。
勝利を呼ぶ剣を失ったシグムントは戦死。
やがてシグムントの息子シグルズが母親から授かった剣のかけらから新たな剣を鍛えます。
鍛えたのは育ての親であるレギンで、この剣で邪龍ファフニールを討ち取った……
かなりはしょってますが、大体こんな感じです。
ちなみに「ニーベルンゲンの歌」はキリスト教色が強く北欧神話の神オーディンが登場する筈は無く、ニーベルンゲン族の2人の王子が決闘する際に調停を頼まれて、その報酬にジーフリトがバルムンクを得ている。
あんま名剣っぽくないですな。
バルムンクは恐らくですが、時代背景や物語の舞台、表記の仕方などから考え、巨大な長剣バーバリアンソード をモデルにしていると思われます。

 

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